本日はある患者様の紹介で、
転倒をして手をついた際に肩を痛めた患者様の治療を行いました。
肩関節に炎症があって腕を上げるとき、
夜に寝ていて寝返りをうつときに痛みが顕著で熟睡できないとのこと。
当院にて使用している治療機器 アキュースコープは炎症を抑え、鎮痛効果に優れています。
本日ご来院の患者様は腕が前にならえの姿勢(90度の角度)まで治療前は挙上できませんでしたが、
治療後は斜め上の棚の物が取れる位(120度の角度)まで挙上できました。
痛みの伴う治療を行えばもう少し挙上できましたが、刺激を少なくするために本日の変化は30度くらいで。
しっかり炎症を抑えて肩の動く範囲(可動域)を広げて行けば、しっかり変化は出ます。
肩の痛みはいつか治るだろうと放置して、症状が悪化してからご来院される患者様が大変多いです。
その際、かなり肩が固まって可動域がなく、苦痛を伴ってどうしようもなくなってのご来院のケースがしばしば。
肩や膝など関節の構造は複雑なので、治療にどうしても時間がかかります。
特に肩関節は動く範囲が広く、筋肉の損傷や関節の袋(関節包)癒着の修復などを含めて治療が必要となります。
そして関節包は自律神経と密接に関わっていて、鬱的症状もいらっしゃいます。
いつか治るだろうと放置せず、できるだけ早目早目の治療をお勧めします。
肩の痛み
2019年2月18日